みなさんこんにちは。
昨日、新井光風個展・書作院展にいきました👀
どちらもとても良い展示でしたので、みなさんにも共有します!

【新井光風個展】

会期:2月5日〜2月9日
会場:東京芸術劇場

新井光風先生は今年89歳になられます。現代書道20人展のメンバーとして、今なお第一線で活躍されている書家です。今回の個展は3回目とのことですが、驚くべきことに、展示された全48点がすべて新作でした。

以下は、会場に掲示されていた「ご挨拶」からの抜粋です。

今回の個展の主たる目的は、老骨になった今の自分と書との戦い方の根源的な強化です。
そんな事情で、意図的に試練を課して書くことに考えが及び、制作条件に制約をかけて書く、と言う青臭い意味の無いような計画を立てました。全作品は、敢えて紙面形態を小さくすることを避けて、大型のいわゆる日展、謙慎などの大寸法のみに定め、素材は二字三字を主体に、書体は、篆書のみで更に領域を絞って金文だけに致しました。
全作品48点は、幻影を追いかけながら、一昨年から昨年の初夏までの約一年半に集中的に書いたもので、全てがこの時期の新作で未発表になります。線の命と存在感を根底に今生きている、今の私の命の断層を、全身全霊を傾けて紙面に定着させたつもりですが、結果はこんな状態です。なんとも歯痒い思いで、全てがこれから、という気がします。


この文章を読んで、まず度肝を抜かれました。新井先生は一年を通して公募展や各種展示に参加されており、少なくとも年に5回は作品を発表されています。その中から作品を選んで展示することもできるはずですが、あえてすべて新作で個展に臨むという挑戦を、ご自身に課しているのだと感じました。

また、一番弟子の先生に伺ったところ、作品制作だけでなく、個展に向けた準備――キャプションの作成や会場の掲示レイアウトに至るまで――もすべてご自身で行われているそうです。そこまで徹底して取り組まれるからこそ、89歳になった今もなお第一線で活躍され、多くの人を魅了し続けているのだと強く感じました。

切れば命が吹き出してきそうな、潤いのある線。その迫力は、ただただ凄まじいものでした。読もうとしなくてもいいです!良い線、白黒のせめぎ合いを感じてください。







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【書作院展】

会期:2月5日〜2月15日
会場:国立新美術館

書作院展は、現代書道20人展メンバーである星先生、吉澤先生が理事長を務める書道会の公募展です。
星先生は、私が大学時代にお世話になったゼミの先生でもあり、書はもちろん、お人柄も含めて大好きな先生です。会場入口では、先生が揮毫されている映像も上映されていました。

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今回の展示で、私が特に強く印象に残ったのは、特別展示として出品されていた浅香鉄心先生(1926-1997)の作品です。この書を見た瞬間、「キュン」と心を掴まれました。